自営業、フリーランスでも退職金はある？

公的年金が老後の生活を支えるための大きな柱の一つなわけですが、もう一つ老後の大きな柱の一つになる退職金や企業年金についてです。そもそも公的年金というのは簡単に言えば、保険です。社会全体でみんなの老後の暮らしを支えるという「社会保障制度」です。これに対して退職金や企業年金というのはどんな性格を持っているのかというと、これは「給料の後払い」なのです。

自営業やフリーランスは、自分自身で退職金を作らなければならない分、サラリーマンよりも優遇されている制度があります。一方、サラリーマンであっても退職金のない会社の場合は、今、自分がもらっている給料の中に退職金相当分が含まれていると考えなければなりません。したがって、自分でそれに相当する分は切り分けて積み立てていく必要があります。

メジャーな制度は以下です。老後に向けた資金を作るために、「適切な方法」で、「続けていく仕組みをつくる」ことが肝要ですね。

1．個人型確定拠出年金 2．小規模企業共済 3．国民年金基金 4．個人年金保険 5. 生命保険(法人向) 6. 少額投資非課税制度（ＮＩＳＡ）積立